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中村玄山 源氏物語 初音 茶碗 共箱 平安 玄山 抹茶碗 茶道具【k2966】
現在5,000円 -
◆京焼・平安・山岡善昇・源氏物語・梅枝・茶碗・栞・共箱・茶道具◆aaa306
現在8,000円 -
【茶道具】京焼 寺尾陶象 乾山写 源氏物語行幸茶碗 四方桟桐共箱 共布 栞 紙外箱 美品 保証品
現在8,000円 -
604308 【 未使用 茶道具 清光作 源氏絵一帖 源氏物語 茶碗 陶印 共箱 】 検) 玄山窯 作家物 茶懐石 煎茶 茶具 茶器 茶会 お点前 古玩ⅱ
現在12,000円 -
茶道具 風炉先 黒縁 曼殊院本古今和歌集貼込(印刷) 曼殊院門主 山口円道 花押入(自筆) 風炉先屏風 茶道 07-6004
即決19,800円 -
茶碗 【TY81 茶道具 平茶碗 小倉圓平 蛍 圓平窯 淡路 夏茶碗 江戸 幕末 明治 大正 昭和 骨董品 時代物 茶道 香道 お茶 煎茶 レトロ 】
現在4,870円 -
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現在7,500円 -
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現在15,800円 -
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現在4,200円 -
■47 萩焼 小振りな手桶型花入 御本手(蛍) 刻印あり 花生 花瓶 一輪挿し 茶道 茶道具 伝統工芸
現在750円 -
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現在17,000円 -
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【No.473】茶道具 茶道 菊紋入り茶碗 天皇陛下 菊紋 陶磁器 茶器 茶碗 稀少品 現状品
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現在18,000円 -
香合 【TY120 茶道具 指物師 岩木裕軒 大嘗宮御用残木 松皮付香合 江戸 幕末 明治 大正 昭和 骨董品 時代物 茶道 香道 お茶 煎茶 レトロ 】
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現在3,000円 -
【古美味】佐藤朴堂 白竹茶杓 銘:若菜 影林宗篤下削 茶道具 保証品 YuU3
現在3,300円 -
◎当時物◎源氏物語・若菜下・森村宣永筆◎歌舞伎座◎歌舞伎カレンダー◎昭和レトロ◎古画◎約35cmx25.5cm◎折りたたんで発送します。
現在1,000円 -
茶道具 染竹 手付 広口 籠 篭 花入 t 花瓶 茶道 08-4001 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
即決9,100円 -
茶道具 朱 花丸蒔絵 中棗 茶道 t ms17-0013 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
即決6,600円 -
茶道具 花入 虎竹 変編 宗全 籠 篭 花入 茶道 t ms2008-33 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 染竹 網代 手付き 籠 篭 花入 茶道 t ms08-0011 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 干菓子器 黒掻合塗 爪紅 四方盆 茶道 t 24-6402 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
即決4,400円 -
茶道具 白漆 冠絵 中棗 茶道 t ms17-0014 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 朱塗 中棗 樹脂製 茶道 t ms17-0003 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
即決2,887円 -
茶道具 織部 四方 火入 松本 鉄山 造 火入れ 茶道 t 9304941 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 染竹 舟形 籠 篭 花入 茶道 t 08-5904 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 信楽 臼 蓋置 谷 清右衛門 作 茶道 t 9304762 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 染竹 洛水 籠 篭 花入 t 花瓶 茶道 08-4002 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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【竹影堂 佳永】 南鐐 花宴 蓋置 坐忘斎家元箱 共箱 茶道具 桜 藤 月 檜扇 朧月夜 光源氏 源氏物語
即決80,000円 -
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即決1,000円 -
茶道具 芦に蛍蒔絵 棗 中谷 博峰 作 桐箱入り 茶道 t 9304815
即決33,000円 -
茶道具 蛍蒔絵 香合 俊峰 作 桐箱入り 茶道 t 9304661
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茶道具 蛍 蓋置「なく声も 聞こえぬ虫の 思ひだに 人の消つには 消ゆるものかは」 和歌彫り 竹影堂 作 茶道 t 9304737
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茶道具 染竹 手付 広口 籠 篭 花入 t 花瓶 茶道 08-4001 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 朱 花丸蒔絵 中棗 茶道 t ms17-0013 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 染付 詩箋 火入 須田 菁華 造 火入れ 茶道 t hiire-007 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 朱塗 中棗 樹脂製 茶道 t ms17-0003 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 一閑張 手付 莨盆 煙草盆 紙箱 茶道 t 9304952 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 雲華焼 瓢形 火入 寄神 崇白 造 火入れ 茶道 t 9304944 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 染竹 網代 手付き 籠 篭 花入 茶道 t ms08-0011 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 花入 虎竹 変編 宗全 籠 篭 花入 茶道 t ms2008-33 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 織部 四方 火入 松本 鉄山 造 火入れ 茶道 t 9304941 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 織部 草紋 火入 和田 桐山 造 火入れ 茶道 t hiire-016 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 染竹 寸胴 籠 篭 花入 松雲斎 作 t 花瓶 茶道 08-4017 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 干菓子器 黒掻合塗 爪紅 四方盆 茶道 t 24-6402 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 織部 火入 加藤 光右衛門 造 火入れ 茶道 t 9304946 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 染竹 舟形 籠 篭 花入 茶道 t 08-5904 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 信楽 臼 蓋置 谷 清右衛門 作 茶道 t 9304762 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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即決28,600円 -
茶道具 染竹 洛水 籠 篭 花入 t 花瓶 茶道 08-4002 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 志野 火入 統三 造 火入れ 茶道 t hiire-008 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 七宝紋 火入 福本 未来 造 火入れ 茶道 t hiire-012 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 花入 虎竹 セミ 籠 篭 掛 花入 茶道 t ms2008-21 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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茶道具 藤蔓 瓢箪 籠 篭 掛 花入 t 花瓶 茶道 08-4006 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。
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京都の公卿・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵
自筆「源氏物語」の「若菜(わかな)下」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。 大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。現在の今上天皇と系譜がつながっている。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。また、各巻ごとの書かれた年については不明。従って、応永五年とは、書き始めの年である。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門」を称する。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。
出品した「源氏物語」は「若菜(わかな)下」の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。若菜・下の巻名は朱雀院(前朱雀天皇)の五十の御賀があり、源氏の君はその賀宴を「このたび足りたまはん年、若菜など調(てう)じてや」に因む。柏木は朱雀院(前朱雀天皇)皇女で源氏の君の正室に降嫁した女三の宮へのかなえられない恋に煩悶する。四年の歳月が経過。冷泉天皇は在位十八年にして東宮に譲位し今上天皇として即位した。翌年、朱雀院(前朱雀天皇)と女三の宮との対面を企画し五十の賀宴が催されることになった。源氏の君は六条院の女たちによる「女楽」による演奏の宴を開いた。柏木は、女三の宮の姉・女二の宮を正室に迎えたが、女三の宮への未練を断ち切れずにいる。葵祭りの前日、柏木は源氏の君の不在時に小侍従の手引きにより女三の宮と逢瀬をした。夏のある日、源氏の君は女三の宮の体調不良の原因がご懐妊と知り、不審を抱いた源氏の君が柏木から女三の宮あての手紙から柏木と女三の宮の密事が発覚する。(女三の宮の子がのちの薫の君)源氏の君、41歳から47歳までを描いている。
自筆上部の「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」若菜(わかな)下の巻》
「若菜・下」の巻は英文で「New Herbs Part Two」と表記されます。
《原本上部に「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」という。これは、中国の皇帝が譲位した場合、高位の高官も職を致仕(退官)するという「白氏文集」の漢詩文に由来している。「若菜・下」では在位十八年の冷泉帝が譲位し、これにつれて太政大臣が致仕する。原文には、「かしこき帝の君も位を去りたまひぬるに、年ふかき身の冠(かふふり)を懸(か)けむ」と記されており、「白氏文集」の漢詩文からの引用である。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。)
「自筆原本」
自筆下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。
自筆上部のタテ長の印は、「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて
諸(これ)を廟(城門)に置く)」という漢詩文の落款。
反対側の印は仙台藩医・木村寿禎の落款
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・幾千姫(玉映)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。
《「源氏物語」若菜(わかな)下の巻》
《原本上部に「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」という若菜・下の原文中に引用されている漢詩の落款が押捺されている。》
《ゆる(許)しなく、》・・・・ゑんしきこえ給(たま)ふ。
「みこたちは、のとかに二心なくて、見給はむをたにこそ、
花やかならぬ慰めには、思ふへけれ」
と、むつかり給ふを、宮も、もり聞き給ひては、「いと、聞きならはぬことかな、
昔、いとあはれと思ひし人をおきても、なほ、はかなき心のすさひは、
絶えさりしかと、かうきひしき物怨しは、殊になかりし物を」(と)心つきなく、
いとゝ、昔を戀ひきこえ給ひつゝ、故郷に、うちなかめかちにのみおはします。
さい(言)ひつゝも、ふたとせ(二年)はかり(許)に成(なり)ぬれは、
かゝるかた(方)にめ(目)なれて、
たゝ、さるかたの・・・・《御中にて、すくし給(たまふ)。》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。
《「源氏物語」若菜(わかな)下の巻》
《式部卿の宮の姫君・真木柱と蛍宮(兵部卿宮)、天皇の親王家同士の結婚問題》
《兵部卿宮も、そのことで気づいたうえ、お気をおつかいになって、姫君(真木柱)を
お見捨てになるお気持はないのだが、大北の方(真木柱の実母)という根性のよくない人が、
いつもまるで容赦(ようしや)なく》・・・・いやみ言をおっしゃる。
(真木柱の実母)「親王といった方を婿にするのは、こちらに気をもませることもなく
一人の妻だけを大事にしてくださると、せめてそれだけを派手な暮しのできない代りの
気休めにもしようと思っていたのに」
と小言をおっしゃるので、宮(兵部卿宮)もそれをお耳にはさまれて、
(兵部卿宮)「まるで聞いたこともない言い分ではないか、昔心底からかわいく思っていた妻を
さしおいて、やはりちょっとした浮気沙汰は絶えなかったけれど、こうまで
手きびしいいやみは特に聞いたこともなかったのに」
と、おもしろくもなく、いよいよ昔の人を恋しくお慕いしては、ご自分の邸に
引きこもって物思いに虚(うつ)けてばかりいらっしゃる。
しかし、そういいながらも二年ほどたってしまうと、姫君(真木柱)とのこうした夫婦としての
仲らいにもなれて、今はただその程度の・・・・《ご夫妻仲として姫君(真木柱)と仲良く暮していらっしゃる。》
備考:兵部卿宮(蛍兵部卿宮)の父は桐壺天皇。源氏の君とは兄弟。真木柱の姫君は髭黒大将の長女、母は式部卿宮の長女。髭黒大将の父は朱雀院(朱雀天皇)、母は承香殿女御。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。
禁裏(京都御所)で書かれたものです。
《New Herbs Part Two(若菜・下)》
"One marries a daughter to a prince in the expectation that
he will give herhis undivided attention.
What else is there to make up for the fact that he does not amount to much?"
"This seems a bit extreme,"
said Prince Hotaru, missing his first wife more than ever. "
I loved her dearly, and yet I permitted myself an occasional flirtation on the side,
and I do not remember that I ever had to listen to this sort of thing."
He withdrew more and more to the seclusion of his own house,
where he lived with memories.
A year passed, and two years.
Makibashira was reconciled to her new life.
It was the marriage she had made for herself, and she did not complain.
And more years went by, on the whole uneventfully.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《若菜・下》
“嫁王,不能像入那享受富,
那至少也得到丈夫心怜,安度日,方可聊以慰情呀!”
些到了兵部卿王耳中,他想:“如此我,可真稀奇。
从前我的妻在世之,我也常常花柳,逢作,
却并不曾听到如此的声。”
他心情不快,越恋念从前的夫人了,便日日独自在自己家里,
愁度日。容易,不了年。此生涯,,
夫妻至今只是保持不即不的系。
中国訳文の出典:『源氏物(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
中央の写真(右から2番目)の写真が「源氏物語」若菜・下の巻の末尾(原本番号107-B)の押印。
左下の四角の大きな印は仙台・伊達家の家紋の印(竹に雀)
家紋の上2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)の印。冬姫は内大臣・通誠の養女。
冬姫は通称。正式な名は伊達貞子。2つとも貞子の印。 左端の写真は「若菜・上の巻」末尾の拡大写真。
左上端の細長い落款は、「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」の漢詩文の印。漢詩文の右の2つの印のうち、下は出雲藩主・松平治郷(不昧公)の正室・方子(よりこ)の印。方子の上の印は方子の娘・幾千姫(玉映)の印。右上の印は仙台藩医・木村寿禎の落款。 右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(出品した自筆の「断層画像写真」(若菜・下の巻)MRI 35―9B
自筆下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子(よりこ)と娘・幾千姫(玉映)の落款
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
【天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行】
4番目の写真は、「日本史の茶道」千利休の孫・宗旦と近衛基熙の茶の湯の交流」120頁(淡交社刊)
5番目の写真は、近衛基熙が、御所で第111代・後西院天皇を主賓に茶会を開催した記録「公家茶道の研究」55頁(谷端昭夫・著)
「源氏物語」「若菜・下の巻」絵図、茶室関係資料
下記写真1番目は、「源氏物語屏風(若菜・下)」(源氏物語絵巻)
朱雀院(前朱雀天皇)の五十の賀を祝い女三の宮、紫の上、明石女御が演奏する「女楽」の有名な場面
上から2番目の写真は、「淡交」別冊(愛蔵版・№71 『源氏物語』特集)
上から3番目左右の写真は、茶会における大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」を茶道具として用いた茶室の事例
「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」という漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白氏文集」の漢詩に由来するものです。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。撮影後、展示のために再表装をしております。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。母は後水尾天皇皇女女二宮。実母は近衛家女房(瑤林院)。幼名は多治丸。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。 承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
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